まんぎょうごんげん
満行権現
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 内裏の化け物を矢で退散させた武士満行は、死後に霊が怪異を起こしたため神として祀られた。
- 細部
- 満行は弓の技に優れた武士で、内裏に隠れ潜んでいた化け物を矢で射抜いて退散させた功績により、朝廷から厚い恩寵を受けたと伝えられている。しかしその後、満行は病を患って亡くなってしまった。すると彼の霊魂がこの世をさまよい、様々な怪異を引き起こすようになったため、これを鎮めるべく故郷の地に社が建てられ、満行は神として祀られることとなった。武勇によって化け物を退けた者が、死後には自らも祀られる神へと転じる伝承である。
- 広まり方
- 2000年刊『伝承文学研究』所収、大島由紀夫「満行権現の縁起伝承考」に記録がある。
- 地域
- 群馬県高崎市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ