ばばやしき
ババヤシキ
国内
場所・異界
- どんな話か
- 馬を入れると目や足を損なうと言われた田で、牛であれば差し支えないとされた。
- 細部
- ババヤシキという名で呼ばれる田があり、そこへ馬を引き入れてはならないと戒められていた。禁を破ると馬は目が見えなくなったり、足を痛めて歩けなくなったりするという。同じ場所でも牛を入れる分には何の障りもないとされ、害が馬にだけ及ぶ点がこの言い伝えの特徴である。田という日常の作業場に、特定の家畜だけを拒む性質が結び付けられており、耕作の際の具体的な取り決めとして機能していたとみられる。
- 広まり方
- 1958年の『民間伝承』所収、大間知篤三の南予の狩り、俗信と、1985年の『伊予の民俗』所収、佐々木正興の伊予の妖怪変化に見える。
- 地域
- 愛媛県宇和島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ