あずきばあ
小豆婆
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 川島町では夕暮れどきになると川のあたりでザーザーと小豆をとぐような音が聞こえるといい、これを小豆婆の仕業と語り伝えている。
- 細部
- 比企郡川島町に伝わる話で、夕暮れが近づくころになると、川のあたりからザーザーという、まるで小豆をとぐような音が聞こえてくるという。実際に姿を見せることはなく、ただその音だけが聞こえてくるとされ、この正体の知れない音の主は小豆婆と呼ばれている。日が落ちて薄暗くなった川沿いを一人で歩く者を不安にさせる怪異として、夕暮れどきに小豆をとぐ音を聞いたという話とともに、川島町の人々の間で長く語り継がれてきたものである。
- 広まり方
- 1986年刊行の『新編埼玉県史 別編2(民俗2)』第十二章第二節「妖怪・変化」の項に、根津富夫の記録として収められている。
- 地域
- 埼玉県川島町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ