あさくらよしかげ
朝倉義景
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 福井市の乱れ橋には、朝倉義景の妄念が女に化けて通行人の首を取るという伝承が残されている。
- 細部
- 福井市内にある乱れ橋という橋には、戦国大名朝倉義景にまつわる不気味な言い伝えがある。滅びた義景の深い妄執が女性の姿となってこの橋にあらわれ、通りかかった人の首を奪い取っていたと語られている。とりわけ嫁入りの行列がこの橋を渡ろうとすると、運んでいた道具類が四方に散らばって飛ぶという怪異も起きたそうである。橋の名の由来についても、義景の軍勢がここで隊列を崩したからだという説と、馬の脚並みが乱れた場所だからという説の二つが伝わっている。また、尼僧がひとり橋のたもとで義景の霊を弔うように拝んでいる姿を見たと語る者もいたという。
- 広まり方
- 1939年の『南越民俗』所収「分類・福井県伝説集追補(一)」に記録がある。
- 地域
- 福井県福井市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ