ありがたや
アリガタヤ
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 病院で治らない不幸はムジナなどが憑くサワリのせいだとされ、アリガタヤという宗教者に相談して祈りで対処したという。
- 細部
- 佐渡のある村では、災いが起きたときにアリガタヤと呼ばれる宗教者に相談する習わしがあった。病院にかかっても治らない病気や不運は、サワリと呼ばれる障りが原因であり、ムジナなどの存在が人に取り憑くために起こるのだと考えられていた。こうしたサワリは、意図的にイノリによって他人へ引き起こすことも可能とされ、そのイノリは人に見られると効き目を失うのだという。現在ではそこまでする者はいないと言われているが、かつて行われていたというさまざまなイノリの方法が今も語り継がれている。
- 広まり方
- 1994年の『民族学研究』所収、梅屋潔「邪まな祈り」に記録がある。
- 地域
- 新潟県佐渡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ