ありあけやま
有明山
国内
場所・異界
- どんな話か
- 中綱湖と高さと深さを競っていたが、妊婦に嘲られてからは伸びるのをやめたという山。
- 細部
- かつてこの山と中綱湖は、一方が高くなればもう一方が深くなるという張り合いを続けていた。ところがある日、山を見上げた身重の女が、そんなに高くなってどうするのかと冷ややかに罵った。その言葉を境に、山は背を伸ばすことをやめてしまったという。山と湖を競う一対と見る発想と、女の一言で成長が止まるという型が重なっており、後者は各地の山の高さ譚に共通する枠組みである。
- 広まり方
- 1928年の『旅と伝説』に載った藤澤衛彦の雪ある山山の傳説に記されている。
- 地域
- 長野県安曇野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ