あらりょう
アラリョウ
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 坂出の島では死者の霊は三年目の盆の灯篭流しまで屋根や島内にとどまり、遺族や縁者を気にかけ続けるとされている。
- 細部
- 坂出市のある島では、人が亡くなってからその霊がすぐに彼岸へ旅立つわけではないと考えられている。三年目の盆供養が終わり、灯篭流しを行うまでの間、死者の霊は家の屋根の棟や島の中にとどまり続けるのだという。この間、霊は生前親しかった知人や残された遺族、縁者のことをなにかと気にかけているとされ、島の暮らしの中で死者と生者の距離が緩やかに保たれていたことがうかがえる。
- 広まり方
- 1981年の『日本民俗学』に桜井徳太郎が発表した「櫃石島のミサキギリ」に記録がある。
- 地域
- 香川県坂出市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ