あらはばきみょうじん
荒脛明神
国内
場所・異界
- どんな話か
- 塩焼きの燃料を集めた際に神の両脛が傷だらけになったという由来を持ち、脚気平癒や安産の信仰を集める社という。
- 細部
- 旧塩釜街道沿い、奏社宮の東側から南へ入ったところにこの社はある。塩土明神が村人に製塩の方法を教えたとき、釜で使う燃料の釜木を伐り出しに来たところ、藪の茨で神の両脛が傷だらけになってしまったのだという。この故事から荒脛明神という社名がついたと伝えられている。脚気の病に効くという信仰があり、願をかけるときには木綿や藁で作った脚絆やハンバキを奉納する。なかには二つの脛を丸彫りにして一枚の板に取りつけた珍しい奉納物も残っている。また安産の信仰もあり、木彫りの男根や、赤い布でくるんだ女陰の縫いぐるみなども納められているという。
- 広まり方
- 『宮城縣史 民俗3』(1956年)の伝説・祠堂の部に記録されている。
- 地域
- 宮城県多賀城市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ