あなのなかのじんこつときんのわん
穴の中の人骨と金の椀
国内
場所・異界
- どんな話か
- 助けを求める声に導かれて落ちた穴の中に人骨と金の椀があり、盗んだ泥棒が目を失い返しに来ていたという話。
- 細部
- 八王子市で採録された話では、どこからともなく「助けてくれ」という声が聞こえ、声の近くへ行った者が地面の穴へ落ちる。暗がりに目が慣れると、六尺四方に切り石を積んだ場所があり、その中に人骨と金の椀が置かれていた。かつてこの椀を盗んだ泥棒は目が見えなくなり、詫びて穴へ返したと説明される。『多摩の昔話(一)平野部』に収められた記録で、今越祐子・増田昭子が採録し、1982年の『常民文化研究』に掲載されている。
- 広まり方
- 『多摩の昔話(一)平野部』(今越祐子・増田昭子)、常民文化研究(1982年)に収録。
- 地域
- 東京都八王子市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ