あないわ
穴岩
国内
場所・異界
- どんな話か
- 魚見川畔にあった大穴の岩は坂下寺までつながっていたといい、埋めた者は正気を失い放火に及んだと伝わる。
- 細部
- 魚見川のほとりには七、八尺(およそ二百十から二百四十センチ)ほどの大きさの岩があり、洞窟のように奥まで続く穴が開いていたという。試しに赤犬をその穴へ入れたところ、フクマ村にある坂下寺の縁の下から出てきたといい、地中で遠くまでつながっていると考えられていた。のちにこの岩を割って穴をふさいでしまった人物がいたが、その人はほどなく気が狂い、自宅に火を放ってしまったと伝わる。
- 広まり方
- 1968年刊行の『福井旧上池田村の民俗』所収、東洋大学民俗研究会による「口承文芸」の章に記録がある。
- 地域
- 福井県池田町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ