あみだがふち
阿弥陀ヶ淵
国内
場所・異界
- どんな話か
- 淵の中から見つかった黄金の阿弥陀仏を別の場所に祀ったが洪水のたび御堂が流されたため、元の場所へ戻すと災いが止んだという。
- 細部
- ある時、この淵の中から黄金でできた阿弥陀仏の像が見つかった。人々はそれを淵から離れた別の場所に移して祀ったが、洪水が起こるたびにその御堂が流されてしまうということが繰り返された。困った人々が像を元の淵の場所へ戻して祀り直したところ、それ以降は悪事や災難に見舞われることがなくなったという。仏像には本来あるべき場所があり、そこから動かすと不都合が生じるという発想がうかがえる。
- 広まり方
- 1938年の『旅と伝説』所収、田中勝雄「水に関する伝説―京都府船井郡に於ける―」に記録がある。
- 地域
- 京都府南丹市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ