あまおと
雨音
国内
場所・異界
- どんな話か
- 街道を踏み外して滝へ落ちた座頭の話に始まり、雨の降る前日には遠くまで滝音が届くという。
- 細部
- 中馬街道を行く座頭が道を取り違え、足を滑らせて滝壺へ落ちて死んだ。そのことがあって以来、この滝は雨の降る前の日になると、普段は届かないほど遠くまで音を響かせるようになったという。座頭滝の名で語られる話で、天候の変わり目に水音が大きく聞こえるという実際の経験が、目の見えない旅人の遭難の記憶と重ねられている。音そのものが土地の記憶を告げる合図として受け取られていた。
- 広まり方
- 1989年刊『長野県史 民俗編 南信地方 ことばと伝承』の口頭伝承、水の伝説の滝の伝説の項に記録がある。
- 地域
- 長野県阿智村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ