かみのやまのあまのじゃくのいつわりのよあけ
上山の天邪鬼の偽りの夜明け
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 猿倉山の山頂に散らばる石の由来を、猿の営みや天邪鬼が偽の夜明けを告げた話に結びつけて語る伝説。
- 細部
- 猿倉山の頂には無数の石が散乱しており、その由来には二つの語り方がある。ひとつは、猿が大勢集まって倉を建てようとした跡だという説。もうひとつは、神々がひと晩のうちに山寺を建立しようとしていたところ、天邪鬼が鶏の声を真似て暁を告げたため、神々は夜が明けたと思い込んで工事を放棄し立ち去ってしまい、その際の建材が石として残ったという説である。天邪鬼が邪魔をして計画を頓挫させる筋立てが特徴的である。
- 広まり方
- 1969年の『山形民俗通信』に載った上川高校郷土研究部の「郷土の伝説」に記録がある。
- 地域
- 山形県上山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ