こころをよみうらをかくあまのじゃく
心を読み裏をかく天邪鬼
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 人の心を読んでは、その正反対の行動でわざと相手を欺く小鬼。ひねくれ者の代名詞としても使われる。
- 細部
- 昔話や伝説では、人の願いや言葉を先読みして裏をかかせ、姿を偽って近づく小鬼として語られる。日本各地の昔話に敵役で登場し、「うりこ姫と天邪鬼」など多くの類話が伝わる。仏教では人間の煩悩を表し、毘沙門天など護法の神像に踏みつけられる姿で表現される。日本神話の天稚彦や、天の動きと人の心を察する天探女との結びつきから、その性格が形づくられたと説明されるほか、『先代旧事本紀』はスサノオの荒々しい息から生まれた天逆毎を天邪鬼や天狗の祖に位置づける。現代語では、あえて多数意見に逆らうひねくれ者も指す。
- 広まり方
- 全国各地の昔話に敵役として広く定着し、「あまのじゃく」という語自体がひねくれ者を指す一般語としても使われるようになった。
- 地域
- 全国
- 年代
- 説話
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ