あくろおう
アクロ王
国内
場所・異界
- どんな話か
- 江刺郡の岩屋堂に潜んでいた悪者アクロ王は勅命を受けた田村将軍に討たれ、首は鬼首へ体は鬼死骸まで飛んだという。
- 細部
- 田村将軍が朝廷の命を受けて征伐に向かった相手に、江刺郡の岩屋堂を根城にしていたアクロ王という悪者がいたと伝えられている。討ち取られたのち、その首は玉造郡の鬼首まで飛び、胴のほうは鬼死骸と呼ばれる場所まで飛んでいったのだという。首と体がそれぞれ別の土地に落ちて地名の由来になったとする筋立ては、蝦夷平定にまつわる田村将軍伝説の中でもよく見られる型であり、金成の地にもこの話が伝わっている。
- 広まり方
- 1976年の『普賢堂の民俗』八 口承文芸(東京女子大学史学科民俗調査団)に記録がある。
- 地域
- 宮城県栗原市
- 年代
- 平安時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ