あきよしどうのすいじんでんしょう
秋芳洞の水神伝承
国内
場所・異界
- どんな話か
- 日本有数の鍾乳洞・秋芳洞は、かつて地元で「水神の棲み家」と信じられ、人々が近づくのを避けていたと伝わる。1907年の学術調査の記録にもこの言い伝えが残されている。
- 細部
- 秋芳洞は南北朝時代の1354年、僧が洞内で雨乞いの修法を行った開山伝承を持つ霊地とされる。明治期までは「滝穴」と呼ばれ、1907年には鉱山業者の梅原文次郎の依頼で、英国人ガントレットや広島高等師範学校教授の中目覚らが学術調査を行った。その記録には、洞窟が地元で「水神のすみか」と考えられ、住民が近づかなかった当時の状況が残る。1926年、皇太子時代の昭和天皇が探勝した際に秋芳洞と命名され、現在は国の特別天然記念物に指定されている。
- 広まり方
- 地元の言い伝えとして口承で伝わり、明治期の調査記録にも書き留められた。現在は観光地としての解説の中で歴史的な逸話として触れられることがある。
- 地域
- 山口県美祢市(秋芳洞)
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ