かねやまのどうじろのなきごえ
金山の童子路の泣き声
国内
場所・異界
- どんな話か
- 間引かれた子を捨てたという水沼の窪地の前を通ると、赤ん坊の泣き声が聞こえるという。
- 細部
- 福島県金山町の水沼にある墓地と道祖神の間には窪地があり、ここはかつて間引かれた子供を捨てた場所であったと伝えられている。この窪地の前を通りかかると、どこからともなく赤ん坊の泣き声が聞こえてくるのだという。この窪地の前を通る道は童子路と呼ばれており、地名そのものにも間引かれた子供たちの存在が刻まれている。かつて各地で行われていた間引きという行為の記憶が、怪異と地名の両方を通じて語り継がれている話である。
- 広まり方
- 1990年の『常民』所収、中央大学民俗研究会「福島県大沼郡金山町 調査報告書」に記録がある。
- 地域
- 福島県金山町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ