あかいまるいもの
赤い丸いもの
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 下川田町では、女学校帰りの少女が墓の桑の木にとまる赤い丸いものを見て、それが飛び去ったという体験談が伝わる。
- 細部
- 下川田町に伝わる体験談。話者の母がまだ少女だったころ、文華女学校からの帰り道、畑の中の道を歩いていると、道のすぐそばにあった墓の桑の木の梢に、赤くて丸いものがとまっているのに気づいたのだという。しばらく見ているうちに、それは木を離れ、行方も知れずどこかへ飛んでいってしまったと伝えられている。墓のそばで目撃されたことから、亡くなった人の霊にまつわるものと受け止められたようである。
- 広まり方
- 1966年の『上毛民俗』掲載、上野勇「利根の妖恠・幽霊」に記録されている。
- 地域
- 群馬県沼田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ