あかごのなきごえ
赤子の泣き声
国内
場所・異界
- どんな話か
- 橋の下に捨て置かれた旅の母子が恨みを抱いて死に、以来その下を通ると赤子の声が聞こえたという。
- 細部
- 旅をしてきた母と子が村に立ち寄ったが、村の者は情けをかけようとせず、橋の下へ連れていってそのまま置き去りにした。母子は恨みを抱えたまま息絶えた。それ以来、この橋の下を通る者の耳には赤子の泣く声が届くようになったと語られている。旅人を冷たく扱った報いが、場所に残る声として繰り返し確かめられる形の話である。
- 広まり方
- 1978年の『伊予の民俗』所収、森正史「民俗点描(愛媛県温泉郡重信町)」に記録がある。
- 地域
- 愛媛県東温市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ