あかごのなきごえ
赤子の泣き声
国内
場所・異界
- どんな話か
- 貧しさから子を池に沈めた母の行いが露見し、今でも夜になると池から赤子の泣き声が聞こえるという話。
- 細部
- 暮らしに困窮した母親が、思いあまって我が子を池に沈めてしまうという痛ましい出来事があった。子供の亡骸はほどなく水面に浮かび上がり、誰の仕業であるかもたちまち近隣に知れ渡ったという。それから長い年月が経った今でも、夜になるとその池からは赤子の泣き声が聞こえてくるといい、この池はいつしか赤子池と呼ばれるようになったと伝えられている。
- 広まり方
- 1950年の『阿波民俗』所収、金澤治「阿波郡林村に於ける伝説(その一)」に記録がある。
- 地域
- 徳島県阿波市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ