あかごぶち
赤子淵
国内
場所・異界
- どんな話か
- 身重のまま家を出た女が身を投げ、産んだ子も死んだ淵で、今も泣き声が聞こえるという。
- 細部
- ある男の子を身ごもった女がいたが、男は次第に通わなくなった。親に相手を問いただされても女は口を閉ざしたままで、悲しみに耐えかねて家を出る。その途中で産気づいて子を産み落としたものの、女は淵へ身を投げて命を絶ち、赤ん坊も凍えて死んでしまった。以来この淵からは赤子の泣く声が聞こえるといい、赤子淵と呼ばれている。
- 広まり方
- 1984年の『伊那』所収、原董「下条の伝説」に採録されている。
- 地域
- 長野県下條村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ