あじゃりいけ
阿闍梨池
国内
場所・異界
- どんな話か
- 龍となった皇円阿闍梨が善光寺に参ったと伝わる池で、印文の行事のあと必ず水が満ちるという。
- 細部
- 建久九年の正月十八日、弥勒の来迎を待つ身となった皇円阿闍梨が龍神の姿で善光寺の如来堂を訪れ、堂を七度めぐったのち、かたわらの沼へ入っていったと伝えられる。この沼が阿闍梨池である。今では規模も小さくなっているが、如来の印文にまつわる行事が終わったあと、三日から十七日までの間は決まって水が満々とたたえられるという。池の水が遠州の桜ヶ池と地下でつながっており、阿闍梨が遠路を越えて参詣した証だと説明されている。
- 広まり方
- 2005年の『神道宗教』所収、杦嵜典子「遠州の御櫃納神事」に記録がある。
- 地域
- 長野県長野市
- 年代
- 鎌倉時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ