あばしりけいむしょのしゅうじんぼち
網走刑務所の囚人墓地
国内
場所・異界
- どんな話か
- 網走刑務所の囚人が過酷な中央道路建設に従事させられて多数死亡した歴史を背景に、刑務所周辺の墓地でうめき声や鎖の音が聞こえるという噂がある。
- 細部
- 網走刑務所は1890年(明治23年)に釧路集治監から囚人を移して開設され、翌1891年には収容された囚人を労働力として、網走から北見峠を経て北見地方に至る中央道路の建設が進められた。厳しい寒さと重労働、看守による過酷な扱いにより200人を超える死者を出したとされ、身元不明のまま埋葬された囚人の墓が多数残る。こうした歴史を背景に、刑務所裏手の共同墓地周辺では夜間にうめき声や鎖を引きずるような音が聞こえる、雪の中に白装束の囚人らしき人影が見える、といった噂が語られてきた。現在は当時の建物などを保存・公開する博物館網走監獄として整備されている。
- 広まり方
- 刑務所の過酷な歴史そのものが地域の歴史として広く知られていることに加え、心霊スポット紹介サイトやテレビの心霊特集で繰り返し取り上げられ、全国的にも知られるようになった。
- 地域
- 北海道網走市(網走刑務所)
- 年代
- 明治
- 検証状況
- 口承で流布
口伝えや報道で広まり、明確な起源が特定されていない。 - タグ