こそぼしんわ
コソボ神話
Kosovo Myth
国外
語れない話
- どんな話か
- 1389年のコソボの戦いをめぐり、敗北を殉教として語り直したセルビアの国民的な物語。
- 細部
- 1389年のコソボの戦いにまつわる伝説群を土台に形作られた、セルビアの国民的な物語。戦いを前にした侯爵ラザルが、地上の勝利ではなく天の王国を選んで殉教の死を遂げたとする筋立てが核になっており、セルビア人を神と契約を結んだ選ばれた民として位置づける語りになっている。実際の戦況とは異なる裏切りや暗殺の逸話も加わりながら、叙事詩や吟遊詩人の歌を通じて口承で伝えられ、19世紀のセルビアで現在知られる形にまとまった。近代以降はセルビアの民族意識や政治と結びつき、たびたび国内外の重大な出来事の際に呼び起こされてきた。
- 広まり方
- 叙事詩や吟遊詩の口承で広まり、19世紀の文献整理を経て国民的な物語として定着した。
- 地域
- セルビア・コソボ
- 年代
- 14世紀の戦いに由来、19世紀に現在の形へ
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ