しゃな
シャナ
Xana
国外
未確認生物
- どんな話か
- アストゥリアス地方の泉や川、滝のほとりに住むとされる絶世の美女の妖精。心正しい者には恵みを与える一方、赤子を人間の子とすり替えるという言い伝えもある。
- 細部
- シャナはスペイン北部アストゥリアス地方の泉、川、滝など水辺に住むとされる美しい女性の妖精で、細身で長い金髪または明るい栗色の髪を持つと描写される。夏の夜に歌声を響かせ、心の清らかな旅人には「愛の水」や金銀を授ける一方、心の汚れた者を脅かすこともあるとされる。シャナは「シャニーノ」と呼ばれる子を産むが自ら乳を与えられず、鍵穴から人間の家に忍び込んで赤ん坊とこっそりすり替えるという、いわゆる取り替え子(チェンジリング)型の伝承も広く伝わっている。すり替えられた子は不自然に大人びた話し方をすることで見破られるとされた。類似の妖精はカンタブリア地方やガリシア地方では「アンハナ」とも呼ばれる。
- 広まり方
- アストゥリアス地方の地名や民話集に古くから残る口承伝説で、近代以降は郷土史・民俗学の書籍を通じてスペイン国内の他地域にも知られるようになった。
- 地域
- スペイン・アストゥリアス地方
- 年代
- 不明(伝承の起源時期は特定できない)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ