うぇんでぃご
ウェンディゴ
Wendigo (Windigo)
国外
未確認生物
- どんな話か
- オジブウェ族やクリー族などアルゴンキン語族の伝承に伝わる、人を食らう飢餓の精霊。共同体の掟である分かち合いを破って人肉に手を出した人間がなり果てる姿とされる。
- 細部
- 痩せこけた体に落ちくぼんだ目、灰色がかった肌を持つとされ、人を食べれば食べるほど体が大きくなり飢えも増すという矛盾を抱えた存在として語られる。極寒の冬に食料が尽きた際、共食いという最大のタブーに手を染めた者、あるいは強欲や利己心に取り憑かれた者が変貌する姿とされ、共同体で生き延びるための相互扶助の大切さを説く教訓譚としての側面を持つ。
- 広まり方
- 現在の米国・カナダ国境地帯を含む五大湖周辺からカナダ北部の北方林にかけて、オジブウェ・クリー・ナスカピ・イヌーなど先住民の間で古くから口承されてきた伝承で、20世紀以降は小説・映画・ゲームなど北米のホラー創作全般に取り入れられ、先住民の伝承を離れて独自に広まった側面もある。
- 地域
- アメリカ合衆国五大湖沿岸地域からカナダにかけての北方林(オジブウェ族ほかアルゴンキン語族の伝承圏)
- 年代
- 不明(前近代からの先住民伝承)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ