わいとれけ
ワイトレケ
Waitoreke
国外
未確認生物
- どんな話か
- ニュージーランド南島に生息するとされるカワウソに似た謎の哺乳類。ジェームズ・クック船長の時代から目撃報告があるが、正体不明のまま未確認動物とされている。
- 細部
体長60センチほど、茶色い毛皮と短い脚を持つ、猫ほどの大きさのカワウソやビーバーに似た生き物として描写される。マオリ語で『水』を意味するワイと『消える』を意味するトレケに由来するとされる。1772年にダスキー・サウンドでジェームズ・クックの一行が「猫ほどの大きさでネズミ色、短い脚を持つ四足動物」を見たと記録したのが早い例とされ(同行した博物学者ゲオルク・フォルスターは犬や鳥、猫の見間違いだろうと懐疑的だった)、19世紀にはユリウス・フォン・ハーストが1868年に入手したという毛皮の記録も伝わる。
有袋類しか陸生哺乳類が存在しないはずのニュージーランドで矛盾する存在として研究者を悩ませてきたが、現在では持ち込まれたクオール(フクロネコの一種)などの誤認とする見方が有力である。
- 広まり方
- 入植初期の探検家や博物学者の記録として広まり、以後は未確認動物学(クリプトゾーロジー)の文献でたびたび取り上げられている。
- 地域
- ニュージーランド南島
- 年代
- 18世紀〜19世紀
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ