べんとりん
ベントリン
Ventolín
国外
未確認生物
- どんな話か
- カンタブリア地方の漁師を助けたという、緑の翼を持つ夕焼け雲の風の精霊たち。
- 細部
- ベントリンは、スペイン北部カンタブリア地方の伝承に登場する空気の精霊で、海で働く漁師たちを助ける存在として語られる。緑色の大きな翼を持ち、砕ける波のように白い目をした天使のような姿で描かれ、夕焼けに染まる雲の中に棲むとされる。年老いた漁師が網を上げるのに疲れ果てると、夕焼け雲からベントリンたちが舞い降りてきて魚を船に積み込み、汗をぬぐい、寒い時には緑の翼で包んで暖めてくれるという。オールを取って船を港まで運んだり、帆を上げて風がないときには頬をふくらませて息を吹きかけ、船を進ませたりもしたと伝えられる。
- 広まり方
- カンタブリア地方の漁師たちの間で、船歌や語りとともに伝えられてきた。
- 地域
- スペイン
- 年代
- 伝承時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ