とぅゆる
トゥユル(トヨル)
Tuyul / Toyol
国外
未確認生物
- どんな話か
- 裸の幼児のような姿をした小さな妖怪で、呪術師に使役されて夜な夜な他人の家からお金を盗んでくるとされるマレー・インドネシア世界の民間伝承。
- 細部
- 呪術師(インドネシアのドゥクンやマレーのパワンなど)が死産児の胎児を黒魔術で使い魔に変えて生み出すとされ、緑がかった肌や尖った耳、鋭い歯を持つ姿で描かれることが多い。菓子やおもちゃに目がない子どもっぽい性格とされ、飼い主は毎日ミルクや菓子を供えて機嫌を取る必要があり、怠るとトゥユルに害されたり逃げ出されたりするという。一度手に入れると子孫の代まで縁が切れないとも伝えられる。
- 広まり方
- マレー半島からインドネシアにかけて古くから伝わる民間信仰で、地域によってスンダ語で「クチッ」などと呼び名が変わる。急に金回りが良くなった人への陰口として、現在も日常会話の中で言及されることがある。
- 地域
- インドネシア・マレーシア(マレー半島一帯)
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ