とらんちゃな
トランチャナ
Tlanchana
国外
未確認生物
- どんな話か
- 下半身を蛇や魚に変えられる半人半水蛇の女神で、漁や狩り、農作業や結婚の前に人々が伺いを立てたというメキシコ州メテペックの水の精霊伝説。
- 細部
- ナワトル語で「水に住む者」を意味するとされ、メテペック=レルマ一帯にかつて広がっていた湖沼地帯で、マトラツィンカ族(漁労民)の間で崇められていた女神とされる。気分や必要に応じて下半身を蛇、魚、あるいは人の脚へと変えられ、葦や水辺から美しい姿で現れて占いの力を持ち、漁・狩猟・種まき・結婚などの前に人々が助言を求めたと語られる。陸と水のバランスを保ち、人々の食料を確保する存在として崇められていた。
- 広まり方
- マトラツィンカの信仰として口承で伝えられ、現在はメテペックの伝統工芸である素焼き人形のモチーフとして国内外に知られるようになっている。学術的な裏付け資料は限られており、主に地域の工芸文化を通じて伝わっている面が大きい。
- 地域
- メテペック(メキシコ州)
- 年代
- 先スペイン期(マトラツィンカ文化)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ