りりやか
リリ・ヤカ(血の悪魔)
Reeri Yakseya (Riri Yaka)
国外
未確認生物
- どんな話か
- マハーソーナに次いで恐れられる、猿の頭と赤い肌を持ち出血性の病を引き起こすとされるスリランカの悪魔。
- 細部
- リリ・ヤカはシンハラの民間信仰で、マハーソーナに次ぐ強大で凶暴な悪魔とされる。人の胴体に猿の頭を載せ、燃えるような赤い肌を持ち、赤い雄牛にまたがる。血への渇望から「血の悪魔」と呼ばれ、あらゆる病、とりわけ出血や血液の病を引き起こす。臨終の人の枕元には「マル・アワタール(死の化身)」として現れ、身の丈一スパンと六インチほどの小人となり、片手に鶏、片手に棍棒を持ち、口に遺体をくわえる。かつてはどの神にも制御できなかったが、ヴィシュヌ神が呪文を施した蔓で縛り、服従させた。顕現は19種に及び、18体の悪魔の集団と解する説や、ギニムル・ヤクサニを含む化身譚もある。
- 広まり方
- 出血や貧血を伴う病気にかかった人はこの悪魔に取り憑かれたと考えられ、祈祷師が「リリ・ヤクマ」という悪魔祓いの舞踊儀礼で追い払う風習が今も伝わっている。
- 地域
- スリランカ全土
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ