りゅーべつぁーる
リューベツァール
Rübezahl
国外
未確認生物
- どんな話か
- 山岳地帯を支配する気まぐれな巨人・山の精霊。敬意を払う者には天候の恵みや薬草の知識を与える一方、馬鹿にした者には嵐や霧で厳しく仕返しをするとされる。
- 細部
- 名前の由来ははっきりしないが、よく知られる説話では、カブを好む誘拐した王女に『カブの数を数えていろ』と命じて目を離した隙に逃げられたことから『カブ数え』と呼ばれるようになったという。僧侶や旅人などさまざまな姿に化けるとされ、雷・霧・雨・雪といった天候を操る力を持つ。1782年から刊行が始まったヨハン・カール・アウグスト・ムゼーウスの説話集に収められたことで、文学的にも広く知られるようになった。
- 広まり方
- 山岳地帯の鉱夫や旅人の間の口承として長く伝わり、18世紀の説話集や19世紀以降の児童文学・観光資料を通じてドイツ語圏全体に広まった。
- 地域
- ドイツ・ポーランド・チェコ国境の巨人山地(旧ドイツ領シレジア、現リーゼン山地/カルコノシェ)
- 年代
- 中世~近世(1782年の説話集で広く知られる)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ