ぴつぇん
ピツェン
Pitsen
国外
未確認生物
- どんな話か
- シベリア・タタール人の伝承に登場する、老人や動物などへ自在に姿を変える森の精霊。
- 細部
- シベリアのタタール人のあいだで語られる森の精霊で、人間に幸運をもたらすこともあれば、荒野へ迷い込ませて災いをもたらすこともあるという、両面的な性格を持つとされる。杖と荷袋を背負った老人の姿や、猿など様々な動物の姿に化けるとされ、荒れ果てた小屋を好んで住み処にし、馬に乗って鬣に油を塗るのを好むとも語られる。美しい娘に化けて人間と結ばれる話も伝わっており、ある猟師が森で出会った娘と結婚して富を得たものの、その正体を目にした途端に妻も富も消え去ったという話が知られている。
- 広まり方
- シベリア・タタール人の口承で語り継がれ、近隣民族に伝わる同種の森の精霊とも比較されてきた。
- 地域
- ロシア・シベリア
- 年代
- 不詳
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ