ぱずず
パズズ
Pazuzu
国外
未確認生物
- どんな話か
- 悪風と飢饉をもたらす一方、他の悪霊(特にラマシュトゥ)から人を守るためにも呼び出された、古代メソポタミアの「風の悪霊たちの王」。
- 細部
- パズズは古代アッシリア・バビロニアの信仰で「悪風の精霊たちの王」とされた存在で、乾期には熱風と飢饉を、雨期には嵐や虫害をもたらすと信じられた。犬に似た顔と突き出た目、鱗に覆われた体、鳥の爪と翼を持つ姿で表され、現存最古の像は前8世紀ごろのイラク・ニムルドの墓所から出土している。恐ろしい存在でありながら、妊婦や赤ん坊を狙う悪霊ラマシュトゥを追い払う守護者としても信仰され、護符や像に姿が刻まれて魔除けに用いられた。
- 広まり方
- 古代メソポタミアの護符・彫像として各地の遺跡から出土し、19世紀以降の考古学的発掘を通じて広く知られるようになった。現代では映画『エクソシスト』に登場する悪魔像のモデルとしても有名になり、博物館の解説記事を通じて一般にも紹介されている。
- 地域
- 古代アッシリア・バビロニア(現在のイラク周辺)
- 年代
- 古代メソポタミア(前8世紀の遺物が最古)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ