ねむてぃ
ネムティ
Nemty
国外
未確認生物
- どんな話か
- 古代エジプト神話に登場する神で、渡し守を司るとされ、隼の姿をとって舟の上に立つ姿で描かれる。
- 細部
古代エジプトのアンタイオポリスを中心に信仰された神で、その崇拝は少なくとも第2王朝までさかのぼるという。もとはバダリ地方の守護神で、ホルス信仰と結び付いていたとされるが、後には渡し守を司る神として位置づけられ、舟の上に立つ隼の姿で表されるようになった。名は『旅する者』を意味するという。神話『ホルスとセトの争い』では、セトから、イシスに似た者を島へ渡さぬよう命じられていたにもかかわらず、老婆に変装したイシスを、指輪の対価と引き換えに気づかず渡してしまい、そのために評議が魔術で乱される結果を招いたと語られる。
この過ちの罰として足の指を切り落とされたとされ、隼の姿では止まり木に止まれなくなるという意味で重い罰であったという。第6王朝の2人のファラオは、この神にちなんだ名を名乗ったことでも知られる。
- 広まり方
- 古代エジプトの神話文書や神殿信仰を通じて伝わり、渡し守の神として各地で語られた。
- 地域
- エジプト
- 年代
- 古代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ