なんるーじゅ
ナン・ルージュ
Nain Rouge (the Red Dwarf of Detroit)
国外
未確認生物
- どんな話か
- デトロイトの創設にまつわる「赤い小人」の伝説。この小鬼が目撃されると都市に災厄が訪れる前触れとされる。
- 細部
- 伝承では、1701年にデトロイトを建設したフランス人アントワーヌ・ド・ラ・モット・カディヤックが、赤い顔でぎざぎざの歯を持つ小鬼に出会い杖で殴りつけて追い払ったところ、その後カディヤックは権力濫用の告発や左遷などで没落し、小鬼はデトロイトの街に災いをもたらす存在として語り継がれるようになったとされる。1763年のブラッディ・ラン(ポンティアック戦争)の戦い、1805年の大火、1967年のデトロイト暴動、1976年の大氷嵐など、街の大きな災厄の前に目撃されたという話が付随している。
- 広まり方
- 現存する最古の文献記録は1883年の書籍『Legends of Le Détroit』で、カディヤックの時代から180年近く後になって初めて文献に現れる。その後デトロイトを代表するご当地伝説として定着し、2010年からは「ナン・ルージュ追い出し行進(Marche du Nain Rouge)」という毎年恒例のパレードイベントも開催されている。
- 地域
- アメリカ合衆国ミシガン州デトロイト
- 年代
- 1701年(伝承内の設定年)/1883年(最古の文献記録)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ