むーろ
ムーロ
mulo
国外
未確認生物
- どんな話か
- ロマの民間伝承に伝わる死者の霊で、生前に恨みのあった相手を襲うとされる吸血鬼の一種。
- 細部
- ロマの民間伝承に伝わる不死者・吸血鬼で、名は「死んだ者」を意味する。事故など不自然な形で急死した者や、正しい葬儀の作法を経なかった者がムーロになるとされる。白い衣をまとい、髪は足元まで伸び、地域ごとに異なる身体的な特徴をひとつ持つと語られる。生前に自分を死なせた相手や、葬儀の作法を怠った近親者、遺品を処分せず持ち続けた者などにつきまとい、絞め殺したり血を吸ったりするという。撃退にはダンピール(吸血鬼とその未亡人の子)を雇うほか、遺体に鉄の針を打ち込む、サンザシを用いる、遺体を焼くといった手段が伝えられている。
- 広まり方
- ロマの共同体の間で口承として広まり、死者の弔い方への戒めとして語り継がれた。
- 地域
- ヨーロッパ各地
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ