むうら・せん・かべっさ
ムーラ・セン・カベッサ
Mula sem Cabeça (Headless Mule)
国外
未確認生物
- どんな話か
- 神父と関係を持った女性が神の罰で首のない騾馬に姿を変えられ、夜な夜な火を噴きながら徘徊するというブラジルの伝承。
- 細部
- 頭の代わりに松明のような炎を持ち、蹄が鉄でできた黒または茶色の騾馬の姿をした呪われた女性の話。聖職者と情を通じた女性、あるいは不倫関係にある女性が呪いを受けてこの姿になるとされ、婚前交渉や聖職者との関係を戒める道徳的な意味合いを持つ。ブラジル民俗学の古典であるカマラ・カスクードの「ブラジル民俗辞典」にも採録されているほど定着した伝承で、イベリア半島起源の伝承が植民地時代にブラジルへ持ち込まれ、南米各地に広まったとされる。
- 広まり方
- ポルトガル・スペインから移民とともに伝わり、ブラジル全土から他のラテンアメリカ諸国にまで口承で広がった。
- 地域
- ブラジル全土(起源はイベリア半島)
- 年代
- 植民地時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ