むちりんだ
ムチリンダ
Mucilinda
国外
未確認生物
- どんな話か
- 仏教説話に登場するナーガ(蛇神)の王。瞑想する釈迦を、自らの体で嵐から守ったとされる。
- 細部
- ムチリンダは、インド神話や仏教説話に伝わるナーガ(蛇神)の王の一柱である。悟りを開いたばかりの釈迦が、とある樹の下で瞑想を続けていたとき、その地に棲んでいたこの蛇王は静かに釈迦を見守っていたという。あるとき天候が荒れ、激しい風雨に見舞われると、ムチリンダは巨大な体で釈迦の周りを幾重にも取り囲み、悪天候から守り続けたと伝えられる。天候が落ち着いたのちには人間の姿を取って釈迦の前にひざまずき、仏道への帰依を示したとされ、日本でも禅寺の天井絵などにこの守護の場面が描かれることがある。
- 広まり方
- 仏典の説話として伝わり、東アジアの禅宗寺院の絵画にも取り入れられた。
- 地域
- インド
- 年代
- 古代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ