りんとゔるむ
リントヴルム
lindworm
国外
未確認生物
- どんな話か
- ドイツを中心に北欧や中欧でも語られる、森の奥深くに棲むとされる大蛇の姿をした竜の一種。
- 細部
- 主にドイツ、北欧や中欧の森の奥に棲むとされる、巨大な蛇に似た竜の一種。手足を欠いた姿で語られることも多く、紋章にはワイバーンなどと並んで中世以降しばしば描かれ、猛々しさや容赦のなさを表す図柄とされた。伝承ではリントヴルムが積み重ねた財宝はその成長とともに増えるとされ、竜が宝を溜め込む物語の元になったという。呪いで姿を変えられた王子のような善良な個体と、人を襲う獰猛な個体の二種類が語られ、自分の尾を飲み込んで転がる車輪になり、逃げる人間を追うとも伝わる。オーストリアのクラーゲンフルトにあるリントヴルム噴水の頭部は、1335年に付近の採石場で見つかった毛サイの頭骨を元に彫られている。
- 広まり方
- 中世の紋章や噴水などの造形を通じてヨーロッパ各地に伝わった。
- 地域
- ドイツ
- 年代
- 中世
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ