らみあ
ラミア
Lamia
国外
未確認生物
- どんな話か
- 自分の子を失った悲しみから他人の子を食らう怪物になったという古代由来の女性怪物。子供を寝かしつける際の脅し文句として使われ続け、子が急死すると「ラミアに絞め殺された」と言い表す慣用句も残る。
- 細部
- 元はギリシャ神話でゼウスの愛人だったリビュアの王妃ラミアが、ゼウスの妻ヘラの怒りによって我が子を奪われるか殺され、その悲しみと不眠の呪いから狂気に陥り、他人の子供を食い殺す怪物に変わったとされる存在である。古代から、母親や乳母が子供に行儀よくさせるための脅し文句として「ラミアが来る」という言い回しが使われるようになり、乳幼児の突然死の原因を説明する俗信としても機能した。後の伝承では複数形の「ラミアイ」として、若い男を誘惑してから貪り食う存在としても語られるようになり、こちらの用法は近代ギリシャの農村にも残った。
- 広まり方
- 古代の神話が民間の子守唄的な脅し文句として口伝えで広まり、慣用句として現代ギリシャ語にまで定着している。
- 地域
- ギリシャ
- 年代
- 不明(古代起源、近代まで民間で使用)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ