くらんぷす
クランプス
Krampus
国外
未確認生物
- どんな話か
- 聖ニコラウスの日の前夜に現れる、角と山羊の脚を持つ悪魔的な存在。良い子に褒美を与える聖ニコラウスに対し、悪い子を鞭で脅したり袋に入れて連れ去ると脅す役目を担う。
- 細部
- キリスト教以前の異教信仰に遡るという俗説があるが、歴史学的には16世紀以前の確実な記録が見当たらず懐疑的に見られている。17世紀までに聖ニコラウス伝承と結びつき、罰を与える相棒として定着した。長い舌と角を持つ毛むくじゃらの姿で描かれ、12月5日の『クランプスナハト』には仮装した若者が町を練り歩く『クランプスラウフ』が各地で行われる。1934年にはオーストリアの権威主義体制(祖国戦線)が風紀を乱すとして一時この行事を禁止したこともある。
- 広まり方
- アルプス地方の農村の冬季行事として口承・実演で伝わり、20世紀後半から観光資源や国際的なポップカルチャーとして世界的に広がった。
- 地域
- オーストリア・バイエルンを中心としたアルプス地方
- 年代
- 16世紀以降
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ