くらーけん
クラーケン
Kraken
国外
未確認生物
- どんな話か
- 多数の腕で船を海の底へ引きずり込むとされる、ノルウェー沖に棲む伝説の巨大な海の怪物。
- 細部
- 「クラーケン」という名称は1646年、ノルウェーの辞書編纂者クリステン・イェンスンの語彙集に、多くの腕を持ち船を深淵に引き込む海の怪物として記録されたのが最初とされる。18世紀にはデンマークの司教エリック・ポントピダンが著書『ノルウェー博物誌』で「丸く平たく、無数の腕を持つ、この上なく驚異的な生物」と紹介し、伝承をヨーロッパ中に広めた。周辺には豊かな漁場ができるとも信じられ、恐怖と恩恵の両面を持つ存在として語られてきた。現在では、ノルウェー沖で実際に見られるダイオウイカが伝承の土台になったとする説が有力とされている。
- 広まり方
- ノルウェーの船乗りの間で口承され、ポントピダンの著作などを通じてヨーロッパ中に広まり、後の海洋小説やポップカルチャーの怪物像に大きな影響を与えた。
- 地域
- ノルウェー沖の海
- 年代
- 17世紀(初出の記録)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ