くぬむ
クヌム
Khnum
国外
未確認生物
- どんな話か
- 古代エジプトの創造神。ナイル川の氾濫を司り、粘土から人間の体を作ったとされる神。
- 細部
古代エジプトで最古級に信仰された神の一柱で、もとは上エジプトのナイル川第一急流地帯と結び付けられていた。ナイルの氾濫は肥沃な土と生命をもたらす水を運ぶことから、やがて陶工のろくろと粘土を使って人間の体と生命力を形作り、母の胎内に授ける創造神として信仰されるようになった。他の神々や動物すべての造形主ともされる。信仰は第一王朝から続き、ギリシア・ローマ時代に至るまで廃れなかった。
特にエレファンティネ島では新王国時代に島の主神となり、ヌビアの女神サティスとアヌケトとともに三柱神を成した。牡羊の角を持つ姿で描かれることが多く、当初は横に渦を巻く角、のちには下向きの角へと表現が変化した。ナイルを司る神格を示すためワニの頭で描かれることもある。
- 広まり方
- 第一王朝から続き、エレファンティネ島を中心にギリシア・ローマ時代まで信仰された。
- 地域
- エジプト
- 年代
- 古代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ