かぷれ
カプレ
Kapre
国外
未確認生物
- どんな話か
- 大木の上に座って葉巻をふかしているという、身長2メートルを超える巨躯の妖怪。フィリピン各地の大木にまつわる伝承として語られる。
- 細部
- 名称はアラビア語で「不信心者」を意味する語がポルトガル語・スペイン語の「カフレ」を経由してフィリピンに伝わったもので、元来はスペイン人が肌の浅黒いネグリート系の人々を指して使った差別的な呼び方だったとされる。バロテやアカシア、マンゴー、バンヤンなどの大木を棲み処とし、強い体臭を放ち、通行人に悪戯をしたり森で道に迷わせたりする一方、必ずしも悪意はなく、気に入った人間に対しては友情や恋愛感情を抱くこともあると語られる。
- 広まり方
- フィリピン全土の口承として広まり、大木を切ったり通り過ぎたりする前に「タビタビポ(すみません、通してください)」と唱える風習など、日常のマナーとも結びついて現在まで伝えられている。
- 地域
- フィリピン全土
- 年代
- 不明(スペイン植民地時代起源説)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ