けるんのはいんつぇるめんひぇん
ケルンのハインツェルメンヒェン
Heinzelmännchen von Köln
国外
未確認生物
- どんな話か
- かつてケルンの町では、住民が眠っている間に裸の小人たちがパン焼きや洗濯などあらゆる仕事を代わりにこなしてくれていたが、ある仕立て屋の妻の悪戯がきっかけで姿を消し、以来人間は自分で働かねばならなくなったという伝説。
- 細部
- 好奇心を抑えられない仕立て屋の妻が小人の姿を見てやろうと階段にえんどう豆をまいたところ、小人たちが転んで大騒ぎになり、怒って町を去ってしまったという顛末が語られる。1826年にケルンの郷土史家エルンスト・ヴァイデンが著書の中で、『50年余り前まで小人が働いていた』という当時の口伝として初めてこの話を文章に記録し、1836年に詩人アウグスト・コピシュがこれを韻文詩にまとめたことで広く知られるようになった。現在もケルン旧市街に小人をあしらった噴水が残る。
- 広まり方
- 18世紀末頃までの市井の言い伝えが19世紀に文章化・詩の形で発表されたことで定着し、地元の観光名物としても定着した。
- 地域
- ドイツ・ケルン
- 年代
- 19世紀(文章化)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ