はてぃ
ハティ
Hati Hróðvitnisson
国外
未確認生物
- どんな話か
- 北欧神話に登場する、夜空の月を絶えず追いかけているとされる狼。月食の原因ともされた。
- 細部
- ハティは、古ノルド語で「憎しみ」を意味する名を持つ、北欧神話に登場する狼である。夜空を渡る月の神マーニを絶えず追いかけているとされ、人々は月が欠けて見えなくなる現象を、この狼が月に迫っている証だと考えていたという。一説にはフェンリルの息子ともされ、『ギュルヴィたぶらかし』ではフェンリルの別名を含む「ハティ・フローズヴィトニルソン」という呼び名で登場する。世界の終わりを告げるラグナロクの日には、ついにこの狼が月をとらえて深い傷を負わせると伝えられている。同じく月を追う狼マーナガルムと同一視されることもある。
- 広まり方
- 『散文のエッダ』などの中世アイスランドの文献に記され、後世に伝えられた。
- 地域
- 北欧
- 年代
- 中世
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ