ぐりーら
グリーラ
Grýla
国外
未確認生物
- どんな話か
- 山奥に棲み、悪い子供をさらって大鍋で煮て食べるとされるアイスランドの巨大な女トロル。
- 細部
名前自体は13世紀の『アイスランド人のサガ』や『スヴェリルのサガ』、スノッリのエッダの巨人妃一覧など古い文献にすでに確認できるが、クリスマスの脅し役として定着したのは17世紀に成立した「グリーラの詩」以降とされる。長い爪と醜い顔、複数の尻尾を持つ姿で描かれ、12月になると山を下りていたずらな子供を探し歩くという。13人のいたずら好きの息子「ユールラッズ」の母でもある。
新しい服を用意してもらえない怠け者を襲うという巨大な黒猫「ユールキャット」を飼っているともされるが、この猫はグリーラの子ではなく一家の飼い猫として語られる。なお現在定着している13人のユールラッズの顔ぶれと数は1932年の創作詩で確定したもので、それ以前は地域によって名も数もまちまちだった。
- 広まり方
- アイスランドのクリスマス民話として世代を超えて語り継がれ、絵本や観光コンテンツを通じて現在も子供のしつけ話として紹介されている。
- 地域
- アイスランドの山中
- 年代
- 13世紀(初出の記録)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ