える・ろびそん
エル・ロビソン
El Lobizón
国外
未確認生物
- どんな話か
- 7人続けて男児が生まれた家の7番目の息子が満月の金曜深夜に狼のような獣に変身するという、アルゼンチンで最も有名な人狼伝承。
- 細部
大きな耳と体毛を持ち、犬に似た頑丈な体格の獣に変身するとされる。7番目の男児にのろいが発動し、火曜と金曜の深夜に犬に似た怪物と化して墓地をうろつき人間を襲う、額への口づけで他人をロビソンに変えようとするなどと語られる。グアラニー族に伝わる夜の精霊の話とヨーロッパ移民が持ち込んだ人狼伝承が融合して成立したとされ、パラグアイ発祥で三国同盟戦争後にグアラニー文化とともにアルゼンチン北東部へ広まったという説もある。
この伝承への恐怖があまりに根強かったため、アルゼンチンでは1907年頃から大統領が7番目の男児の名付け親になる慣行が生まれ、1973年にはペロン大統領が政令848号としてこれを制度化し、奨学金支給も定められている。
- 広まり方
- アルゼンチンを中心にパラグアイ、ウルグアイ、ブラジル南部に広く伝わる。
- 地域
- アルゼンチン(パラグアイ・ウルグアイ・ブラジル南部にも伝承)
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ