えるかでほ
エル・カデホ
El Cadejo
国外
未確認生物
- どんな話か
- 夜道に現れる黒い大型犬の妖怪で、悪臭を放ちながら徘徊し、悪事を働く者を罰するとされるチアパス州の伝承。
- 細部
- 赤い燃えるような目を持ち、重い鎖を引きずる大型の幽霊犬とされ、メキシコ南部から中米にかけて夜の寂しい道に現れるという。善良な白いカデホと邪悪な黒いカデホの二種類がいるとされ、飲んだくれや夜更かしする者を怖がらせて行いを改めさせる一方、時には守護する役割も担うとされる。チアパス州では黒いカデホの伝承が特に強く根付いており、死者の日の祭事や、父親の呪いによって「呪われた子」がカデホに姿を変えられるという言い伝えとも結びついている。先スペイン期のナワル(変身能力を持つ守護霊)の概念とスペイン植民地の伝統が混ざり合って成立したとみられている。
- 広まり方
- チアパス州南部の農村地域で口承として世代を超えて伝えられ、死者の日の行事や地元紙を通じて今も語り継がれている。
- 地域
- ソコヌスコ地方ほかチアパス州(ソケ文化圏)
- 年代
- 先スペイン期起源説(ソケ文化)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ